令和に込められた意味

2019年4月1日、いよいよ新元号が発表されました。

私自身が生きてきた年においては「昭和」「平成」に続いて

「令和」が三つ目の年号となります。

三っつの時代に渡って生きてきたのか、と感慨深いものがありますね。

ちょうどこの元号を耳にする時に

私は千葉にある安房神社という安房国一宮の神社にて

祈りを届けるべく参拝をしていました。

なぜ、わざわざ安房神社に行ったのか?

という意味は、当然あるのですが、そのことについてはここでは割愛するとして、

この神社にて、いくつかの祝詞を奏上しながら

真の世界の平和、天地彌榮の世の中になることを

祈願しておりました。

ちょうどたっぷりとした時間をかけて

祈願をし終わった時に新年号である「令和」を知りました。

まさに、その言霊を知った時、

私は雷に打たれたように衝撃を受けました。

あぁ、いよいよそういうことなのだな。

今まで以上に自分の氣持ちを引き締めていかなくてはならないな

と、深く感じ入ったのです。

この新元号が発表されてから各方面でこの言葉の意味を

解釈する発言がありますが、神道家を名乗り、

「ほんたうのこと」を伝えることを自分のミッションとした

一人の人物として、この元号に込められた意味について

あらためて解釈をしてみたいと思います。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

まず、言葉そのものの意味を分解しながら理解をすると

「令」の意味は


1.(神などの)お告げ

2. 上位者による指示

3. 命令

4. よい事。りっぱなこと。令息令嬢令室


とあります。

音読みでは漢音で「レイ」。

訓読みで、「れ」「のり」。

となります。

「令」という言葉自体は、古代から使われていた言葉と言い伝えられ、

基本は、神さまからのお告げを表す言葉です。

 

訓読みで「のり」と読むように、祝詞の「のり」や神道の言葉で

「のりたまう」という言葉があるように、神さまからの言葉なのです。

一方、漢字という形に込められた意味には

「名詞」と「動詞」と「形容詞」の三つの意味もあります。

「名詞」の「令」では、いろいろありますが、国家法典の意味があります。「大宝律令」などが有名ですね。

つまり、絶対に破ってはならない重大なことを決めたもの、という意味を持ちます。

「動詞」の「令」には「命令」をするというように、「いいつける」。という意味があります。

「形容詞」には「りっぱな」という「素晴らしい」「価値が極めて高い」というニュアンスがあります。

では、「和」はどうでしょう。

1. 対立疎外がなく、集団がまとまっている状態。仲よく、協力しあう気持ち
なごやか。おだやか。「 -を保つ」

2. 争いをやめること。仲直り。 「 -を結ぶ」仲良くする。

3. うまく調和のとれていること。つり合いのとれていること。混ぜ合わせる。平衡を保つ。

4. 〘数〙 二つ上の数を加え結果の数。 ⇔ 差

 

そしてさらには、「大和」に示されているように「日本」という意味もあります。

「名詞」「動詞」「形容詞」という意味を超えて、
「和」という言葉そのものには、私たち日本人が誰でももっている、善い状態を表す言葉と捉えて善いでしょう。

このように「令」という文字と「和」という文字を合わせた時、

まずは「和」が主体となっている言葉であると理解して善いと思います。

「令」を形容詞として理解するのなら

「令和」とは
「りっぱな和になっている状態」と取れるでしょう。

「令」を動詞として理解するのなら

「令和」とは
「和になりなさい」ということになります。

「令」も名詞とするならば
「神から和することを命じられた言葉」。

言い換えれば
「和せよ」という神勅そのものと言えます。

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

「令和」という言葉は、どこから引用された言葉なのか?

というと、
万葉集から取られたものと発表されています。

これはどういうことかというと、
他の元号の多くは漢語(つまり中国由来の言葉)
であるのに対して、

純粋に日本発祥の言葉からつくられた元号である、
ということです。

 

出典元は、『万葉集』の巻五である、
梅花(うめのはな)」の歌三十二首の序文(「梅花の歌三十二首并せて序」)とされています。
現在、確認される限りにおいて初めて漢籍ではなく日本の古典(国書)から選定された元号なのです。

このことから考えると、
2019年から使用される新元号は、
いよいよ日本そのもののオリジナルな時代
の幕開けを宣言する元号である
、と言えると思います。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

さらに、日本は言霊の國ですので、この言葉に込められた「音」で「令和」を見てみましょう。

「レイワ」を分解すると

カタカムナでは

レ=消失する(Zero)。
汚れや悪が消失する。
一方、無くなるから生まれるモノもある。

イ=伝わる、現象世界に生まれた最初の物質。
命、引力。

ワ=調和。
異なるもの同士が繋がり、調和して 何かを生み出す状態。

という意味を持ちます。

音で読み解くと、

「冷静に物事を観察分析し、改革し、新しいエネルギーをとりいれ、すべてを丸くおさめる」となります。

また、「レイワ」を「レイ」と「ワ」とで読み解くこともできるでしょう。

「霊」「和」です。

令が神のお告げを表す言葉である、という通り、
霊界からも和することを示唆されたと捉えることができると思います。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

私は、現在「ほんたうの幸ひ」の続編ともなる

「ほんたうの日本書紀」という本の執筆をしています。

来年、2020年は東京オリンピック・パラリンピックの年として世界から注目を浴びていますが、
実は日本の正当な歴史書とされている「日本書紀」が完成してから、
ちょうど1,300年目にあたるのが、2020年なのです。

この年を迎えるにあたって、
いよいよ日本が本格的に
新しい國に生まれ変わることを宣言した元号だと、
私は捉えました。


世界情勢に目を向けてみましょう。
日本ではあまり強く報道されていませんが
実際には世界の環境破壊は、かなり深刻な事態までになっています。

世界各地で起きている自然災害は
すでに地球という惑星が
健康のバランスを崩し悲鳴をあげている状態といえると思います。
地球そのものを生命体と捉えた時、
かなり深刻な病氣の状態になっていると言えるのです。

また環境破壊だけでなく
経済環境も大きくバランスを崩しています。
アメリカはすでに事実上では金融破綻となっていますし
EU諸国でも深刻な経済不況は続いたままです。

このような世界的地球的な環境からみても
今、この時に何かを変えなくてはならない
瀬戸際にきているのだ、と私は思うのです。

2020年東京オリンピック・パラリンビックの年に
日本は世界から注目を浴びます。

その時こそ、チャンスだと思います。

日本という國のことを古代では、
「大和(やまと)」と呼びました。

西暦二千年の現在
混沌とした国際社会の中で、

新しい日本こそ「令和」になる、
これは「霊和」の國になる、

ということなのだという意味です。

古代の
「大和(やまと)」から

新時代の
「霊和(やまと)」へ

移り変わる時がきた。

日本国内のことだけでなく
世界情勢、地球全体を俯瞰して見た時に
もはや「大きく和する」というレベルではなく
「霊的に和する」ことが必要な時がきている
ということなのだと、私は思います。

ストレートに表現する「霊和」では、
今の日本人にとってはショッキングな表現なので
「令和」としてオブラートに包んだのだ、と
私は、解釈しました。

 

日本そのものが、
霊の國、神から命じられた國であるだけでなく、

古代から自然・神と融和して暮らし
国民一人ひとりが争いをせずに
「和」して生活をしてきた國なのです。

日本の古代、縄文時代は
なんと一万年以上も争いが無かった時代である

ことは発見された人骨が全く欠損していないことからも
科学的に証明されています。

これは日本という國の本質が
自然と神と常に共に
「和」しながら生活をしていた
ことに

他なりません。

このことから
日本発の思想・価値観として、

世界の全ての人々が「りっぱな和」の状態であることを
提唱する時が来たのだ、
と私は理解しました。

そのような時代になるために、
すべての日本人は、本来の私たちの使命に氣づき、
エリを正して、りっぱな和の姿勢で誇り高く毎日を過ごしましょう。

ということが、記された言葉が、この「令和」に込められているのだ、
と私は推察しました。


この元号になった新しい年は

神さまから、
いよいよ本来の私たちの姿になりなさい
と命令されたということなのですが、

そういう國に生れたことを
誇りと感じましょう
という天皇陛下からの
メッセージでもあるのです。

 

重要なのは、この
「令和」という
言霊の主体は私たち、
国民一人ひとりであることなんです。

他人ごとではなくて
私たちが、
そのことにいよいよ氣づく
時がきたんだよ、
ということを

理解できたら嬉しいですね。

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4 件のコメント

  • 納得しました。私の元の名前は宗和令子なので、。。

    昔から無意識に人が困ると助ける言葉が上手く出てきて、上から来ているのだなと思っていました。
    今、ある有名な女優さんにいつもそんな感じでどうも助けているようです。。

  • はじめて読ませていただきました。
    元号を最初に聞いた時に令=零=0だと思いました。
    また、しばらくしたら令=霊とも感じ、あぁ!この元号上から降ろされたな…って思いました。
    この元号については、おそらく多くの日本人がこれまでとは違う違和感を抱いたと思います。
    新しい時代の幕開けとなり、共に調和のとれた新世紀元年となることを心に刻んで行こうと思います。

    また、新しい日本書記を執筆したら、是非拝読したいと思います。

    新しいご縁で導かれたことを嬉しく思います。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    郷右近丸彦プロフィール 郷右近 丸彦(ごううこん まるひこ) 株式会社スピリッツ・ザ・ウォーター代表取締役 天地彌榮塾(あめつちいやさかじゅく)塾長 NPO法人サスティナブル・コミュニティ研究所 理事・主任研究員 1959年生まれ 職業・プランナー、プロデューサー、企画コンサルタント。 東京国際大学卒業後、メーカー、マスコミ業界、テレビ事業会社を経て独立。 平成9年9月9日に銀河鉄道999を走らせる「銀河鉄道999フェスティバル」、鳥取県境港市のテーマパーク「ゲゲゲの妖怪楽園」、環境浄化せっけん「善玉バイオ洗剤《浄(JOE)》」など数々の社会現象として話題となるイベント、事業、商品開発などを企画プロデュースする。日本を明るく元気にする「感動プランナー」を育成し、事業プロデュースをする感動創造プロデューサーとして活躍。解決が難しい課題を、わかり安く親しみやすい切り口からアプローチ、話題づくりにつなげることが評判となり、一部上場会社の企画顧問、様々な企業コンサルティングを行う。 現在は「ほんたうの幸ひ」とは何か?をテーマに「天のルール」と「地のルール」を教える「天地彌榮塾(あめつちいやさかじゅく)」の塾長として活躍中。全国の神社を案内しながら、古神道にのっとった神社参拝方法や日本人の本質、大和魂とは何かを教えている。 その他役職 NPO法人サスティナブル・コミュニティ研究所 理事 主任研究員 趣味 書家。映画、舞台、能、絵画、メディアアートなどの芸術鑑賞 https://www.facebook.com/gogo.ukon